【人事用語解説】ワークエンゲージメントとは?仕事に「熱中」するポジティブな状態

ワークエンゲージメントとは?

ワークエンゲージメントの定義

**ワークエンゲージメント(Work Engagement)**とは、従業員が仕事から活力を得て、熱意を持って仕事に取り組み、仕事に没頭しているような、ポジティブで充実した心理状態のことです。これは、単なる「楽しい」や「満足」といった感情だけでなく、仕事への深いコミットメントと、そこから生まれる活力に満ちた状態を指します。

高いワークエンゲージメントを持つ人は、困難な状況でも粘り強く取り組んだり、新しいアイデアを積極的に出したりする傾向があります。これは、個人だけでなく、組織全体のパフォーマンス向上にも直結すると考えられています。

ワークエンゲージメントを高める要素

ワークエンゲージメントを高めるためには、いくつかの要素が重要だとされています。

  • 仕事のやりがい: 自分の仕事が会社や社会に貢献していると感じられること。
  • 自己裁量権: 仕事の進め方や方法をある程度自分で決められること。
  • 成長機会: スキルアップやキャリアアップの機会が豊富であること。
  • 良好な人間関係: 上司や同僚との協力的な関係。
  • 適切なフィードバック: 自分の貢献が認められ、適切なフィードバックが得られること。
  • ワークライフバランス: 仕事と私生活のバランスが取れていること。

企業は、これらの要素を改善することで、従業員のワークエンゲージメント向上を目指しています。もし、転職先の企業がワークエンゲージメントを重視している場合、それは「社員が活き活きと働ける環境づくり」に力を入れている証拠と言えるでしょう。あなたが仕事に情熱を傾け、充実感を味わいながら働きたいと考えるなら、ワークエンゲージメントが高い企業は魅力的な選択肢となるはずです。

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